探偵の浮気調査は尾行が決めて!バレない尾行のやり方を徹底解説

探偵が浮気調査をする際、もっとも重要となるのが尾行です。
尾行とは対象者に張り付き、行動の一部始終を証拠として抑える行為です。
尾行時のレポートは非常に重要であり、優秀な探偵社であれば分単位でレポートを作成してくれます。
浮気や不倫で裁判まで発展した際、このレポートが証拠と同じくらい重要な証拠となる場合も多々あります。
ここでは探偵の尾行・張り込みテクニックや自分で尾行する事のリスクなどを詳しく解説していきます。
目次
尾行は対象者に気づかれてしまっては意味がありません。
探偵の尾行技術がどれだけ優れているかを知る事で、自分で尾行する時の参考にして下さい。
探偵の尾行技術はここが凄い!バレない尾行方法とは?
一言に尾行といっても、徒歩での尾行や車など乗りものでの尾行などシチュエーションは様々です。
随所に探偵ならでは技術があるので、それらを順次解説していきます。
基本となる徒歩尾行のテクニック
テレビなどでも見たことあると思いますが、相手の後をつけて歩いて追跡するのが基本となります。
この時、対象者と近すぎず遠すぎず、パーソナルスペースを考えたて絶妙な距離を保ちながら追跡するのが探偵の尾行技術です。
パーソナルスペースとは、他人に近づかれると不快に感じる空間であり、対人距離とも呼ばれています。
親密な関係ほどパーソナルスペースは狭くなり、他人ほど広くなります。
対象者が「誰かにつけられてる?」と感じて警戒心が強くなってしまうと、遠いところから見張っていても視線に気づかれたりしてしまいます。
探偵が尾行する際は、対象者に警戒心を与えないよう、150メートルくらいの距離を維持したまま追跡していきます。
距離感の他にもいくつかポイントがあるので、合わせて解説していきます。
対象者が急に立ち止まった
尾行中、対象者が急に立ち止まることがあります。この時、後をつけている自分も立ち止まってしまうと怪しまれてしまいます。
こんな場面でも尾行のプロである探偵は動じず、そのまま歩き続けて自然に対象者を追い抜きます。
ある程度進んだところで後ろから回り込み、再度対象者の尾行を続けるのです。この時、あらかじめバックに帽子や色の違う上着などを入れておき、素早く服装や小物類をチェンジします。
すれ違う時に顔は覚えられませんが、服装などは視線に入っているので、印象を変える必要があるからです。
バスや電車などに乗る場合
こちらも十分考えらえる行動です。何らかの公共乗り物に対象者と同乗しなければならない時は、相手が急に降りる可能性を考慮して発車直前に乗ります。
電車の場合でしたら車両は同じでも別の乗車口から乗り、バスの場合なら対象者の視線上に入らないように相手より後ろ側に乗ります。
不自然な行動を少しでもとってしまうと相手に警戒されてしまうので、乗り物に同乗する時は自然にふるまう技術が必要です。
究極の尾行方法、歩幅や歩調を合わせる!
カクテルパーティー効果はご存知ですか?
例えば、パーティー会場やクラブなど周りが騒がしい場所で好きな人と話していたとします。この時、周りの声は雑音に紛れて聞こえませんが、好きな人の話声は聞こえてきます。
人間の耳はよくできていて、雑音の中でも聞きたい事に集中すると聞こえるように作られているからです。
この効果で、後ろからつけてくる足音が気になり始めると、その足音だけより聞こえるように感じはじめ、警戒心を与えてしまいます。
こうならないように、探偵は相手と歩幅を合わせ、さらに足音すら同化させるように尾行するのです。
番外編~尾行中に警察に止められた~
まれなケースですが、尾行や張り込みをしている際に警察官から呼び止められる場合があります。
素人では不審者とみなされ、そのまま連行される可能性もありますが、探偵免許があればすぐに開放してもらえるので、引き続き尾行する事ができます。
こういった不測の事態を考慮すると、尾行する時はプロの探偵に頼んだ方が効率的なのがわかります。
車やバイクなど車両尾行のテクニック
対象者が何らかの車両で移動する場合、状況に応じて不自然にならなように速度調整したりする尾行技術が必要になります。
対象者が車移動でもバイクで尾行するメリット
渋滞がよく起こる都内での尾行は、バイクの方が小回りがきくので便利な場合があります。
バイクであれば渋滞時でも隠れながら負い続ける事ができるので、多くの探偵社が使っているテクニックの一つです。
フルフェイスのヘルメットであれば顔を隠せるので、車を降りて徒歩尾行に切り替わった時でも同じ人間が追い続ける事ができる利点もあります。
これが車になると、渋滞時にずっと後ろについていたらバックミラーで顔を見られてしまいます。
何気なく見ている事でも、脳は意外と覚えているものなので、徒歩に切り替わった時に同じ顔だと認識されてしまう事を回避する意味でもあります。
車間距離に関するテクニック
機材が多かったり、遠方への移動となると車じゃないと効率が悪くなります。
この時、状況に応じて対象者のすぐ後ろを走ったり、他車を間に挟んだりしながら尾行していきます。
つかず離れずを自然に行うには相当な技術が必要なので、改めて探偵の尾行テクニックの凄さがわかりますね!
対象者が車を止めたのでこちらも駐車する時も、対象者から不自然に見えないように一旦追い抜かして停車させたり随所にテクニックが見られます。
ここでも複数人のチームで行動していれば、一人が車両を降りて徒歩尾行に切り替え、残った一人が車を駐車してから合流のようなチームプレーもできますね。
周囲に自然と溶け込むテクニックが凄い!
探偵は場面に合わせてスーツを着たり、作業着にしたりと、変装に使う服装や小物類をたくさん保有しています。
その場に合わせて周りに溶け込む自然な服装選びは重要ですね。
また、人は視線に敏感な生き物なので、対象者をずっと見たまま尾行していては違和感を与えてしまいます。
自然にするには対象者の足元に目を向けるようにしましょう。
探偵が尾行する時に男女1組で行動する事が多いですが、これはカップルであると対象者に認識させるためでもあります。
後ろからついてくるのが一人だと、対象者が意識し始めると警戒心を持たれてしまいますが、カップルだったら特に気にも留めず警戒心を与えません。
探偵から学ぶ張り込みのやり方
尾行とセットで張り込みも重要です。
対象者を尾行していったら、浮気相手らしき人物と合流してレストランや居酒屋などに入る場合があります。
こんな時、近くの席が空いていればいいですが、対象者と席が遠くなってしまう時は外で出てくるのを待つことになります。
浮気の決定的な証拠はラブホテルの出入りです。
入った瞬間の写真を撮り、出てくるまで外で張り込みを続け、出てくるところも写真に撮ります。出入りの時間を明確にすることで、中で肉体関係があった証明をするからです。
路上や施設周辺での張り込みテクニック
よくドラマなどで探偵が電信柱の影からターゲットの写真を撮ってるシーンを見たことがあるでしょう。
現実では、そんな事をしていたら周りに不審者だと思われ通報されてしまう可能性があります。
そうならない為に、探偵はカメラを手にせず、穴をあけたセカンドバックなどから撮影します。
裁判でも静止画より動画の方が証拠能力が強いとされています。
カメラで撮影する時も普通にファインダーを覗く構えではなく、ジャケットの内側からスッと出してそのままの体制で撮影します。ファインダーを見ずに撮影する事になるので、技術が必要になりますね。
張り込みポイントは
- 対象者の死角となる場所
- 長時間同じ場所にいても怪しまれない場所
- 公共の場所を避ける
この3点を意識するようにしましょう。
車での張り込みテクニック
対象者が車を止めて同乗者を待っていたり、電話したりする場面は十分考えられます。
この時、近距離でこちらも止まってしまうとバックミラーなどで見られてしまいます。
特に不倫していると後ろめたい気持ちがあるので、頻繁に周りを気にする方多いです。
こういった場合、相手の視界に入らないように一度追い抜かしてパーキングなどに駐車し、相手の車両が見えるところから動くまで張り込むのが最良のやり方です。
また、複数人で行動している場合は途中で一人をおろし、自分は対象者よりかなり前方で待機し、おろした同乗者に車両を見張らせるやり方もあります。
自分で尾行するのはリスクが高い
探偵に頼む費用をケチって自分で尾行しようと考える人いると思いますが、やった事の無い素人が尾行するのは非常に困難でリスクが高い行為です。
顔見知りの尾行はバレやすい
夫婦ならほぼ毎日顔をみているので、いくら変装していても雰囲気などで感づかれる可能性高いです。
ここで気づかれてしまうと相手に警戒心を持たれてしまうので、いざ探偵に頼んでも費用の無駄で終わってしまう事もありえます。
顔バレしてない知り合いに頼んだとしても、対象者はいきなり曲がったり立ち止まったりと予測できない行動をします。
これら不測の事態が起こった時、日ごろから慣れている探偵であれば臨機応変に対応できますが、やった事のない方だと急には対応できず不自然な行動をとってしまったり、距離を取り過ぎて見失ってしまう事だってあります。
不審者だと思われて通報されるリスク
慣れてないと不自然な行動をとってしまい、周りから不審者だと思われてしまう事だってあります。
その場合、最悪警察に通報される事だって十分ありえる事です。
探偵は探偵業法で尾行は合法なので身分を証明したらすぐ開放されますが、一般人は不審者だと思われるとそのまま連行される可能性だってあります。
浮気を調べるためだってわかれば開放されますが、それを説明している間に対象者を見失ってしまいます。
他にも様々障害ありますので、やり方はわかっても尾行を自分でするのはかなりリスクが高いです。
ある程度浮気していると確証が持てたら自分で行動せず、プロの探偵に依頼する事をおすすめします。
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