浮気調査を探偵に頼んだ場合の料金相場は?費用を安く抑える方法

いざ浮気調査を探偵に頼むと思っても、やはり気になるのは「いくらかかるか?」の料金面でしょう。
昔は相場があってないようなものなので、数日間の調査で100万円など高額請求が当たり前の世界でしたが、現代では探偵社が増えており、各社料金体系の見直しをしています。
ここでは料金面に関する相場や浮気調査の費用をどうやったら安くできるかなどを解説してきます。
目次
一昔前はアンダーグランドなイメージが強い業界でしたが、大手の参入もあり、インターネットやテレビなどメディアへの露出が多くなってきた事でクリーンなイメージをつけるため、調査費用を明確に公開する探偵社の方が多くなっています。
ネットの普及で法外な金額を請求されなくなりましたが、調査日数によって費用が高くなるのは変わりませんので、大雑把な相場は20~50万が一般的です。
それでは、何が料金に関係してくるのか解説していきましょう。
1時間にかかる調査費用はいくら?
浮気調査で一番オーソドックスなのは時間制プランです。
時間制プランとは、調査員1名が1時間動く事でかかる費用を決め、その調査で動く時間を加算して料金を算出します。
各探偵社で時間単価は異なるので、ここで重要となるのは1時間いくらなのか?です
現在、浮気調査にかかる費用は調査員1名につき、1時間の相場は7,000円~10,000円が相場になります。
以下は、2005年に一般社団法人東京都調査業協会が東京都内の業者を対象に行ったアンケートの結果です。
この時のアンケート結果の平均だと、調査員2名が1時間に動く調査費用は15000~20000円でした。
金額に幅があるのは、各探偵社で色々な思惑があるからです。
例えば、1人あたりの時間費用が安い場合、時間単価の他に基本料金などの名目で別料金を設定していたり、使う機材の料金を後から上乗せしたりする探偵社もあります。
この他にも安い理由はありますが、それは後ほど解説していきます。
上記を踏まえ、探偵社を選ぶ時は、調査員の数に対して○円などの単価で選ぶのではなく、総合した見積もりで選んだ方が後々トラブルになりません。
アンケート結果が調査員2名の計算になっているのは、調査員1名では確実な証拠を掴むのが難しからです。
調査対象の行動は予測できませんので、突然の予定変更にも瞬時に対応する為、最低でも2~3人の調査員は確保する必要があり、
さらに、1日で全てが終わるわけではなく、いつ浮気相手に会うかもわかりませんし、ただ喫茶店でお茶を飲んだだけでは不貞の証拠にはなりません・・・
確実に不貞の証拠だと立証できる「ホテルに入る瞬間」を捉えるには、それなりに日数もかかる場合があります。これらを不測の事態を踏まえたうえで、同じ人間がずっと尾行していたのではターゲットにバレる確率も高くなるので、必然的に複数人での調査が必要になるのです。
浮気調査にかかる料金の一般的な計算方法
探偵社の数は年々増える傾向にあり、各社で様々なプランで集客していますが、主に3つのプランを軸にしています。
- 時間制プラン
- 成功報酬プラン
- 定額パックプラン
ここでは一番オーソドックスで導入している探偵社も多い「時間制プラン」で話を進めていきます。
各種プランについて詳しく知りたい方は、「浮気調査の料金を有名探偵社ごと目安となる金額を紹介」のページより「プランによる調査料金の違い」項目をご覧ください。
基本となる時間制プランの内訳は、「調査料金」と「諸経費」で大きく分けられます。
<調査料金の算出方法>
A=調査員の単価(1時間7000円)
B=調査員の人数(2名)
C=調査時間(1日5時間尾行を3日間)
A×B=14000×C=21万
調査料金はこのように算出されるので、提示された見積もりが高いと思ったら内訳を確認した方がいいでしょう。
ここで細かい内訳を出してくれないような探偵社は悪徳探偵の可能性大!そんなところに依頼してはいけません!
調査員の人数や調査時間はどこで頼んでも一緒なので、調査員の単価に注意して依頼場所を決めて下さい。
<諸経費の内訳>
使う機材や状況によって変動するので金額は省きますが、以下の内容が諸経費になります。
・交通費、通信費、機材費、車両費、宿泊費など、調査時に支払う費用
・報告書作成手数料
・場合によっては着手金
原一探偵など大手になると、細かく車両費など請求されますが、地域密着型やパック制を採用している探偵社では諸経費関連を請求してこない場合もあります。
調査料金は良心的な金額を提示し、後から諸経費を水増し請求してくる悪徳探偵もいるので、調査料金+諸経費の両面の内訳は依頼前にしっかりと確認するようにして下さい。
見落とし厳禁!その他料金面にも注意!
契約書は読むのが面倒なくらい細かく書かれています。ここには通常かかる料金の他にも追加料金やキャンセル料金が記載されています。
追加料金の確認は絶対にするべき!
メディアで紹介されているような有名探偵なら、依頼者の同意無しに料金を追加するようなことはありませんが、探偵社の中には追加料金でいっぱい取ろうと考える奴らもいます。
消費者センターに寄せられる探偵のボッタクリ手口で一番多いのは、後から水増しで請求額を釣り上げるタイプです。
最初の見積もりを安くし、契約を急がせる。その後、後から難くせつけて調査日数を勝手に延長したり調査員の数を増やしたりして請求してきます。
よくある手口として以下のようなケースがあります
- 途中で調査員を増やす
- 経費を後から通知する
- 勝手に調査日を延長する
このような事が起こらないよう、追加料金はかかるのかをしっかりと確認しましょう。
調査を途中で止めた場合のキャンセル料について
金銭面の不安、真実を知るのが怖いなど、何らかの理由で契約後にキャンセルしたくなる場合もあるでしょう。
浮気調査の場合、契約したら探偵社は調査員のスケジュール確保や機材の準備にかかります。世の中で一番大変なのは人材の確保ですから、いざ用意した人員が突然不要になりましたでは、探偵社も大きな損失になります。
どの世界でもそうですが、契約後のキャンセルは相手にとって迷惑になるので、いくらかのキャンセル料がかかる事を覚悟して下さい。
キャンセル料は「調査開始前」と「調査途中」で異なり、相場として調査開始前のキャンセルであれば、定時された総額の10~30%、調査途中では調査中にかかった諸経費+調査員が動いた日割り計算で算出されます。
キャンセル料の設定は各探偵社でバラバラなので、依頼する前に確認しておきましょう。
※悪徳探偵になると違約金を払えと言ってくる輩もいるので、必ず契約書の内容は隅々まで目を通して下さい。
浮気調査の費用を安く抑える方法
一度の調査で数十万かかるわけですから、なるべくなら費用を抑えたいのが本音です。
かと言って、他より低価格な探偵に依頼して「証拠が掴めませんでした」では費用の払い損になります。
上記は、同じくらいの大手探偵社に同じ調査依頼をした場合、4社間で見積もりを取ってもらった例です。
料金に差が出ているのは、調査時間、かかる日数、調査員の人数、諸経費など探偵社によってバラバラだからです。
ここで重要なのは、調査時間と日数です。
浮気相手と会う日がある程度わかっていて依頼するのと、いつ会うのか不明のまま依頼するのでは調査にかける時間と日数が全然違います。
例えば、調査対象者は会社員で18時までは仕事をしており、毎週水曜が怪しいなど会う日に目星がついていた場合、水曜の18時~数時間だけ人員を動かすだけで済みます。
それが、いつ会うかわからないとなると、18時以降毎日尾行しなければなりません。
費用を抑えるポイントは、浮気相手と会うであろう日(曜日)を少しでも絞り込んで探偵に伝える事です。
では、もっと掘り下げて解説してみましょう。
対象者の移動手段を把握する
調査対象が車で移動する事が多いなら車の手配が必要など、移動手段を事前に知る事で探偵側で用意する物が違ってきます。
これがそのまま諸経費の削減につながるので、わかる範囲内でいいので調査前に伝えておくべきでしょう。
最低限伝えるべき事
- 普段の移動手段は車?電車?
- 車の場合、車種やナンバーなど
- 電車移動の場合、どこの路線を使うか
これらがわかっているだけでも調査費用削減につながります。
調査開始となる場所を把握する
浮気調査の基本は「尾行」です。尾行とは、バレないように対象者の後をつけて誰と会うかを把握する行為です。
この時、対象者の会社がわかっていれば、終業時刻から会社前で張り込んで尾行をスタートできますが、どこにいるかわからない状態では出勤時からずっと尾行しなければなりません。
以下のような事を詳しく伝える事ができればベストでしょう。
- 自宅の住所(婚前なら対象者の自宅住所)
- 対象者の勤務先(会社や店舗など)
- 自宅と勤務先の最寄り駅
- 出張予定なら主張先
前項の移動手段を把握するにもつながりますが、電車の場合は最寄り駅と路線がわかっていれば、毎日同じ電車に乗るので違う路線に乗り換えただけで浮気相手と会う可能性が一気に高まります。
スタート地点を明確にすることができれば、無駄に調査時間を費やす必要がなくなるので、ここでも調査費用の削減につながります。
最後に、調査を成功させるには貴方の協力も必要です。
カードの明細やレシートなどからも、浮気相手といつも行くであろう店の目星がつけられます。
具体的にどのような事をするのかは、「自分でもできる浮気調査」の項目を参考にして下さい。
可能な限り、事前に情報を探偵に伝える事が出来れば、スムーズに調査が進みます。
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